新しい自分が見つかる占い
この記事では、星占いの金星星座について解説します。
この記事を読み終えると、金星星座の良い面と悪い面の両方を理解し、ご自身の金星をどのように扱うべきかが分かるようになります。
そもそも金星星座とは、生まれた瞬間の星空において、金星がどの方角にあったかを示すものです。
生まれた瞬間の星空において、金星がやぎ座の方角にある場合は金星やぎ座となります。
当サイトでは、生年月日を入力するだけでご自身の惑星星座が分かる、コンテンツを準備しています。
以下のページでは、生年月日を入力するだけでご自身の金星星座だけでなく、水星星座や火星星座といった他の惑星星座を確認することができます。
ご自身の金星星座が分かりましたら、以下のコンテンツも非常におすすめです。
以下のページでは、12星座ごとの金星星座を解説しています。
ご自身の金星星座の特徴だけでなく、他の金星星座についても、知ることが(共感はできないかもしれませんが)できます。
金星星座はあなたの恋愛傾向や美的センスを表します。
あなたの金星星座は他人との関係や恋愛における傾向を象徴し、相手に対する愛情のスタイルを示唆します。金星星座は主に恋愛観を知る手がかりとして活用されます。
また、金星は恋愛観に限らず、ご自身の心地のよい状態を表す天体です。
ご自身がどんな状況において幸せを感じるかが分かると、人生を豊かにするための方向性が見えてきます。
星占いにおいて欠かせない、重要な要素にアスペクトがあります。アスペクトとは天体同士の角度のことを指します。
太陽がやぎ座で、金星もやぎ座の人は、やぎ座の成分が強くなると考えられています。
そして太陽と金星の天体同士の方角が、近くなれば近くなるほどやぎ座の成分は高まっていき、太陽と金星が重なってしまうとやぎ座の成分が最大になります。この状態をコンジャンクション(0度)と呼びます。
アスペクトは、ご自身のネイタルチャートを作成するとすぐに分かります。
以下のホロスコープは、当サイトのメインキャラクターであるやぎじいのネイタルチャートです。
「☉」や「♀」のマークが表示されていますが、これらは惑星記号とよび、地球(円の中心)から見て、惑星がどの星座の方角にあるかを示しています。
また、惑星同士を青線や赤線が結んでいますが、これをアスペクトと呼びます。
例えば以下の図の場合、「火星(♂)」と「月(☾)」が、「蟹座(♋)の方角」で重なっているため、火星蟹座と月蟹座のコンジャンクション(0度)です。
ネイタルチャートの作り方は、以下のページに記載しています。
こちらも、生年月日を入力するだけで(もちろん無料)簡単にご自身のネイタルチャートを作成できます。
例えばシングルチャート(生まれた日のホロスコープ)において、「太陽(☉)」と「金星(♀)」がソフトアスペクトをとっていると、容姿に恵まれる人が多いです。
ソフトアスペクトとは、仲の良い星座同士に惑星が存在している状態です。ホロスコープで表現すると、60度や120度の位置にある星座となります。
あまり仲がよくない星座同士に惑星が存在している状態は、ハードアスペクトと呼ばれます。ホロスコープで表現すると、90度や180度の位置にあります。
0度の位置に惑星が存在する状態は、ソフトアスペクトであったりハードアスペクトであったりします。
自分と似ている人を親しみやすいと感じるか、同族嫌悪を感じるかは人それぞれだとおもいますが、ホロスコープも同じです。
親しみやすい惑星同士の場合はソフトアスペクト、攻撃的な惑星とコンジャンクションしている場合はハードアスペクトとなります。
星座や惑星によって変わりますが、金星と太陽のコンジャンクション(0度)は基本的にソフトアスペクトです。
金星の話に戻りますが、天王星と金星がソフトアスペクトを取っている場合は、ひとめぼれされることが多い人になります。
また、火星と金星にアスペクトがある人は、リーダー的資質があり、性的魅力にあふれ人気運も高い人です。
金星と木星のソフトアスペクトは、対人面や金銭面に幸運をもたらします。
自分の居心地の良さと運気の方向が一致していることを表しています。
また、相性鑑定においても木星と金星がソフトアスペクトをとっていると、(本人たちは自覚しにくいですが)非常に相性のよい関係だと言われています。
このように金星は非常に幸せの詰まった惑星です。
惑星(惑星記号) | アスペクト | 説明 |
---|---|---|
金星(♀)と太陽(☉) | ソフトアスペクト(0度のみ) | 容姿に恵まれる。社交的である。 |
金星(♀)と火星(♂) | ソフトアスペクト(0度、60度、120度) | 容姿や性的魅力にあふれる。 |
金星(♀)と木星(♃) | ソフトアスペクト(0度、60度、120度) | 幸せの方向性と運気の方向性が同じ。 非常に幸福な星並びのひとつ。 |
金星(♀)と天王星(♅) | ソフトアスペクト(0度、60度、120度) | 一目ぼれされやすい(特に同世代) |
しかし、金星は幸せだけをつかさどるような都合の良い星ではなく、非常にネガティブで扱いづらい側面も持ち合わせています。
逆説的にはなりますが、人生において居心地が悪いと感じる場合、金星のネガティブな側面が出ているかもしれません。
例えば、家庭環境や人間関係の問題から居心地が悪くなり、卑屈になったり斜に構えたりする方がいらっしゃいます。
あるいは周囲との関係性は良好でも、理想の自分と現実とのギャップに苦しみ、自分自身の中で居心地の悪さを感じる方もおられます。
シングルチャートで金星と木星がハードアスペクトをとる場合、情熱的で冒険心にあふれ、楽観的な魅力的な人です。社交的で成長意欲にあふれている方々を多くみかけます。
一方で、自分の好きなこと(金星)と、自分が成功しやすい方向性(木製)が食い違っている場合があるかもしれません。
物事が思い通りに運ばず、ストレスのはけ口として、お金を使う人が多く見受けられます。
あるいは、ご自身の振る舞いやファッションセンスが行き過ぎて、他人に敬遠されているかもしれません。
また、金星と海王星がハードアスペクトを取っている場合、抜群の共感力と芸術センスを持ち合わせている方々をよく見かけます。
金星と海王星がハードアスペクトを取って注意すべきポイントは、ギャンブルやホスト・キャバクラなどによる散財です。
創造力が高く芸術センスに優れているということは、あらゆるものごとに対しての理想が高いということでもあります。
ギャンブルやホスト・キャバクラなどへの散財は、現実世界の居心地の悪さを、自分が創造する完璧な世界によって埋め合わせしようとする行為と解釈できます。
金星と火星のハードアスペクトの方々は、情熱的でエネルギッシュな愛情表現やアプローチができることを示唆します。困難な場面においても強い意志と覚悟を持って立ち向かうことができます。
容姿や性的魅力にあふれている方々が多いことも特徴です。
一方で、ハードアスペクトならではのネガティブな側面もあります。
何度も言いますが、金星は居心地の良さをつかさどります。そして火星はその人の攻撃性をつかさどります。
つまり、自分の居心地の良さを獲得するために他人を攻撃したり排除したりします。
金星は15歳から24歳という若年層の年齢域を担当します。
人間としてまだまだ未熟で、善と悪の判断がつきにくい(あるいは悪を格好良いと判断する)という合理性の欠如を表しているのではないかと推測しています。
よって、火星金星がハードアスペクトの方は刺激が大好きで、他者をコントロールしたがります。端的に、いじめっ子が多いです。恋愛においても、安定志向というよりは、刺激を求めた情熱的な駆け引きが大好きなのではないでしょうか。
また、月と金星にソフトアスペクトがあると、共感力が高く愛情深い人です。幸福な家庭を築くと古賀できる人だといわれています。
一方で、ネガティブな側面もあります。月と金星がソフトアスペクトの人は、依存心が高くクレーマー気質な傾向にあるかもしれません。
月は、0歳から7歳までを年齢域する惑星となり、未発達で未熟な自分「求めてはいけない姿」を現します。
よって、月と金星がソフトアスペクトの場合は、本来は求めてはいけない「未発達な自分」の振る舞いが心地よくなってしまいます。
このアスペクトを持つ方は、多くの人から愛され可愛がられますが、汚れ仕事や面倒ごとが嫌いです。甘えや依存心が高い人傾向にあるかもしれません。
この記事のまとめは以下となります。
まずはご自身の金星星座を理解して、金星のポジティブな側面とネガティブな側面を知ってください。
占いという特性上、悪いことは口にしない場合が多いため、普段聞きなれないような金星のネガティブな一面も理解していただき、ホロスコープの奥深さを感じていただきたいと思います。